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オンライン公開講座  2021年12月13日(月) 14:00~15:30 ミドル・シニアのキャリア自律を考える 神戸松蔭女子学院大学 人間科学部教授 楠木 新 氏 株式会社パソナJOB HUB 代表取締役社長 髙木 元義 キャプラン株式会社 代表取締役社長 石田 正則 株式会社パソナ キャリア支援事業本部 セーフプレースメント事業部 シニアコンサルタント 山下 弘晃 株式会社パソナマスターズ 代表取締役社長 中田 光佐子 オンライン公開講座  2021年12月13日(月) 14:00~15:30 ミドル・シニアのキャリア自律を考える 神戸松蔭女子学院大学 人間科学部教授 楠木 新 氏 株式会社パソナJOB HUB 代表取締役社長 髙木 元義 キャプラン株式会社 代表取締役社長 石田 正則 株式会社パソナ キャリア支援事業本部 セーフプレースメント事業部 シニアコンサルタント 山下 弘晃 株式会社パソナマスターズ 代表取締役社長 中田 光佐子

明日の経営と人事のあり方を考える日本CHO協会では2021年、「“自律型人材”が求められる時代の人材開発/人材育成」のあり方を、多面的に考えるプログラムを一年間にわたり展開してきましたが、来たる2022年は「ミドル・シニアのキャリア自律」を年間重点テーマとして展開することと致しました。

いま私たちは、生き方と働き方に関して100年に1度と言ってもいいくらいの大変革を経験しつつある・・・。こうした序文から始まる、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコット両教授のベストセラー『ライフシフト』の続編である『ライフシフト2 100年時代の行動戦略』(いずれも東洋経済新報社刊)が、話題となっています。
本年3月に実施した会員アンケート結果でも、「社員のキャリア自律支援」を人事・人材開発の戦略/政策/方針の中に組み込んでいる企業は57%と半数以上でした。まさに100年に1度の大変革と人生100年時代が現実となり、「キャリア自律」が叫ばれる中で、個人は、そして企業は果たしてどのようなアクションを起こしたら良いのか、来年1年間をかけ、多方面からのゲストをお迎えし、様々な側面から探っていきたいと考えています。

さて今回の公開講座はそのプレ・プログラムとして、長年にわたり本テーマを探求されてきた神戸松蔭女子学院大学の楠木新教授の基調講演、そして後半は、日頃ミドル・シニアの支援事業/サービスの展開を通じ、様々な企業から課題や悩み・ご相談を伺っている、パソナグループの代表者4名が楠木教授を囲み、トークセッションを行ないます。

ミドル・シニアのキャリア自律に関心のある方であれば、日本CHO協会の会員以外でも参加出来る公開講座です。奮ってご参加ください(参加費無料)。

【プログラムのご紹介】

【PART1】 基調講演 『二つの本業のススメ ~会社を辞めずに独立する~』

神戸松蔭女子学院大学 楠木 新 氏

【PART2】 トークセッション: 『ミドル・シニアのキャリア自律を考える』

【パネリスト】
神戸松蔭女子学院大学 楠木 新 氏
株式会社パソナJOB HUB 髙木 元義
キャプラン株式会社 石田 正則
株式会社パソナ 山下 弘晃
【モデレータ】
株式会社パソナマスターズ 中田 光佐子

【登壇者のご紹介】

神戸松蔭女子学院大学 人間科学部教授 楠木 新 氏

メッセージ

はじめまして、神戸松蔭女子学院大学の楠木新です。
2019年に日本CHO協会で『シニア人材の活躍』をテーマに検討が行われたときに参加しましたので3年ぶりになります。
私は生命保険会社に勤務の傍ら、50歳から主に会社員に対する取材を始めて現在で17年になりますが、取材の対象は3つに分かれていて、
①中高年以降に起業・独立などで会社員から転身した人たち150人
②50代になっても、会社組織の中でイキイキと働いている人
③定年後も充実感をもって過ごしている人、および定年準備をしている人
この②と③については、数多くの会社員に話を聞きました。これらの取材から得たことを基本にして20冊程度の書籍を執筆しました。そういう意味では、今回の「ミドル・シニアのキャリア自律」というテーマをずっと追い続けてきたといっても良いかもしれません。
私個人も、50歳から定年退職するまでの10年間は、会社員と物書きという二つの顔を持ちながら働いていたので、会社員の立場から組織との関係について試行錯誤してきました。
また私は生命保険会社で比較的長く人事関係の仕事をしてきたので、この課題について組織側がどのように対応するかについての難しさも感じてきました。 今回、皆さんの現場での経験を通して学べる機会を頂きましたので、「二つの本業のススメ~会社を辞めずに独立する」という演題でお話を致します。会社員のほかに「もう一つの顔」を持つメリットなどが中心になります。同時にシニア人材の働き方、モチベーション、制度運営などもこのテーマに絡んできます。良い会合になることを楽しみにしています。

プロフィール

1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に支社長などを経験。勤務の傍ら「働く意味」「個人と組織の関係」などのテーマについて取材、執筆に取り組む。2015年定年退職。2018年神戸松蔭女子学院大学教授に就任。25万部を超えるベストセラーになった『定年後」(中公新書)のほか、『人事部は見ている。』(日経プレミア)、『就活の勘違い』(朝日新書)など著書多数。

株式会社パソナJOB HUB 代表取締役社長 株式会社パソナグループ常務執行役員 広報本部長 髙木 元義

プロフィール

2000年4月(株)パソナ入社。丸の内、金融業界を担当。2008年よりグループ人財育成担当。2018年パソナグループ常務執行役員 広報本部長に就任。2020年より(株)パソナJOB HUB 代表取締役社長を兼務し、個人自立社会の実現に向けて活動中。
本年11月11日、個人が主役となる新たな働き方を応援し「個人自立社会」に向けた新たな社会インフラを構築する『ハイブリッドキャリア協会』を設立し代表理事に就任、現在に至る。

キャプラン株式会社 代表取締役社長 石田 正則

プロフィール

1989年(株)パソナに入社。専門職・デジタル人材の育成など、新領域の事業拡大に従事。取締役専務執行役員を経て、2018年キャプラン(株)代表取締役社長に就任(現職)。教育研修事業やHRテック支援事業を通じ、キャリア開発や人材育成を支援。また、世界最大のワイン教育機関であるWSETの日本最大認定校として、ワイン・日本酒・スピリッツの教育、国際認定資格を実施。
パソナグループの環境プロジェクトメンバーとして、多くの地域環境団体とのネットワークを構築。プライベートでは野菜栽培、ワイン、日本酒、音楽やアート等の趣味を持つ。

株式会社パソナ キャリア支援事業本部 セーフプレースメント事業部 シニアコンサルタント 山下 弘晃

プロフィール

大手電機メーカーにエンジニアとして入社、家電製品の開発・設計を担当。20代後半で米国に赴任、設計・事業部機能の現地化を推進、帰任後は本社スタッフとして管理、事業戦略を担当、人事部ではHRBP、リーダー育成、グローバル採用、そしてメーカー最後の業務としてキャリア開発支援を推進、社員が自律的にキャリアを考えることが出来る施策と制度を導入。
50代後半でパソナに転職、これまでの経験を活かしたプログラムの立案とその実行を担当している。

株式会社パソナマスターズ 代表取締役社長 株式会社パソナグループ 常務執行役員 中田 光佐子

プロフィール

大学卒業後、(株)パソナにて人材業を経験。BPO事業にて複数プロジェクトの企画・構築の支援やマネジメントを担当。
2018年4月同グループにおけるシニア活躍支援事業強化のために発足した(株)パソナマスターズの代表に就任。現在は、生涯現役社会の実現とシニアの新しい働き方や多様な活躍機会の創出をめざし、多くの企業やシニア求職者を支援。厚生労働省における高齢者雇用促進の審議員や企業、各種団体でのシニア活躍・活用に関わるセミナーや研修を多数務める。
2021年9月より(株)パソナグループ常務執行役員を兼務。

【開催日時】

2021年12月13日(月) 14:00~15:30

【参加にあたってのお願い】

本講座は、感染症防止策としてZoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。