南部靖之より日本CHO協会会員の皆様へ
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
戦国武将・武田信玄の有名な言葉です。国を形づくり支えるのは、城や石垣ではなく人である。
人こそが国の基礎である。現在の企業組織にも通じる言葉です。
企業が持続的に成長するためには、社員一人ひとりに企業理念の浸透を図り、組織の発展を支える人財を育て残していく。
それぞれが持つ才能・能力が発揮できる環境をつくる。
それが、企業人事の最も重要な使命であると私は思います。
そういう意味では、経営と一体となった人事戦略の推進役であるCHO(チーフ・ヒューマン・オフィサー)が、
社員と組織の未来を創るといっても過言ではありません。
日本CHO協会代表 南部靖之
次世代を担う人財には、次の3つの資質が必要です。
- IQ(Intelligence Quotient)
基礎学力以上に、優れた才能・能力を持ち合わせていること - EQ(Emotional Quotient)
肉体的にも精神的にも健全であり、優しさや思いやりがあること - SQ(Spiritual Quotient)
向上心があり、挑戦しようという前向きな力を持ち合わせていること
そして私は、これら3つを合わせたものが、PQ(Personal Quotient)、つまりその人の人柄であり、人格であると捉えています。
日本CHO協会では、これからの企業人事のあり方、CHOの役割について学び、次世代を担う人財を育てていきます。
そして人がイキイキと活躍できる組織、社会づくりに貢献してまいります。