日々変化するビジネス環境において、企業の持続可能な成長を支えるためには、社員がモチベーション高く働くことは重要であり、人事施策を考える上で「ウェルビーイング」は不可欠になってきています。特に今後定年制度の見直し等により社員の占める割合が増える50歳以降のミドルシニア層の働き方が会社全体に与える影響は大きく、多くの企業が取り組まれている課題の一つです。
10月度の人事戦略フォーラムは「人生100年時代のウェルビーイング」をテーマに掲げ、公益財団法人 Well-being for Planet Earthの代表理事として長くウェルビーイングの調査・研究、また予防医学、行動科学、計算創造学、概念工学という視点から人生戦略を考えていらっしゃる石川 善樹 氏をお招きいたします。当日は石川氏の調査・研究結果、またその結果から考えるキャリアデザイン論やミドルシニア世代のウェルビーイングとは何かについてお話をいただきます。
人事部門の役員・部門長クラスの皆さま、ウェルビーイング推進に関わる皆さま、ミドルシニアのキャリア開発/支援に関わる皆さま、またウェルビーイングを自分事として考えたい皆さまにご参加頂きたいプログラムです。日本CHO協会の会員以外の方でも参加できますので、奮ってお申込ください(参加費無料)。
【プログラムのご紹介】
【PART1】人生100年時代のウェルビーイング ~とくに白秋期(50-74歳)に焦点をあてて~
- 公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事 石川 善樹 氏
【PART2】全体質疑応答
【登壇者のご紹介】
公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事 石川 善樹 氏
- メッセージ
-
ほんの10年前まで、ほとんどの日本人は自分の寿命は「せいぜい80歳くらいかな?!」と考えていたようです。しかし、それは現実的な平均余命をみるとあまりに現実的な見積もりではなく、それゆえ今は「人生100年時代」と想定して色々と準備した方がいいよね、ということになってきました。
しかし、人生80年から人生100年への変化はあまりに急激で、また前例もよくわからない中どうすればいいのか分からないという声も多く聞こえます。そこで本講演では、人生100年を春夏秋冬の4つに分けた時、とくに秋のフェーズ(50-74歳)に焦点をあてて、ウェルビーイングな生き方とは何かについて一つの視点を提示したいと思います。 - プロフィール
-
予防医学研究者、博士(医学)
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事。「人と地球が調和して生きるとは何か」をテーマとして、雲孫世代(8世代後)にまたがるような長期構想に取り組む。
近著は、『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました-日本文化から読み解く幸せのカタチ』(KADOKAWA)、『フルライフ』(NewsPicks Publishing)、『考え続ける力』(ちくま新書)など。
【開催日時】
2024年10月11日(金)14:00~15:30
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。