VUCAの時代、そして人的資本経営が重要視される今、時代とともに人事の重要性がこれまで以上に増しています。また近年DX化や多様な働き方の導入により、人事の役割、人事への期待は急速に変化/進化しています。
このような変化の激しい時代において、人事も最新のトレンドを取り入れ、組織全体の成長を支える戦略的なアプローチが求められていますが、スピード感を持って対応することは容易ではありません。
6月の人事戦略フォーラムでは、組織の中核を担う人事の皆様と「人事課題」について共有し、改めて時代の変化、期待される役割/責任、実態とのギャップ等について再確認を行います。本フォーラムでは、組織 人財マネジメント戦略に関わるコンサルティングに長年従事、数多くの日本企業の人材開発・組織開発を支援され、また特に欧米における最先端の人事システムに精通し、人事の潮流を捉えている株式会社HRファーブラ 代表取締役の山本 紳也 氏をお招きし、ご講演を頂きます。
そして7月以降、特に重要なテーマについて全3回の少人数での分科会(7月~10月を予定(8月除く))を開催し、個々の課題毎にご関心を持たれる皆様と山本氏を交えたディスカッションを行います。詳細については6月のフォーラムの中でご紹介いたします。
人事が持つ課題は多岐にわたり、全てが複雑に関係し、企業の経営/運営にも直結します。
経営者の皆様、そしてこの大きな課題に直面する人事の皆様にご参加いただきたいプログラムです。日本CHO協会の会員以外の方でも参加できますので、奮ってお申込ください(参加費無料)。
【プログラムのご紹介】
【PART1】「現在、そしてこれからの人事」
~ 先の読めない時代、人事に何ができるのか?~
- 株式会社HRファーブラ 代表取締役 山本 紳也 氏
【PART2】 全体質疑応答
【登壇者のご紹介】
株式会社HRファーブラ 代表取締役
一橋大学大学院、筑波大学大学院、上智大学、立命館アジア太平洋大学 非常勤教授
IMD Learning Manager and Executive Coach
山本 紳也 氏
- メッセージ
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世の中の変化が異次元になっています。その中で日々悪戦苦闘している現場のビジネスを人事は理解できているのでしょうか?そもそも、この変化の時代に現場を理解などできるのでしょうか?そのような時代変化の中で、人事はどう変わり、どうビジネスの成功に寄与できるのでしょうか?企業が組織として生き抜き、価値を出し続けるために、人事の存在意義やそのあり方が問われています。
今の時代に起こっている変化は、人類の歴史上で数度しか経験していない大変化だと言われています。産業革命のレベルではなく、人が火を使えるようになった時と同レベルの変化が人間の生活や生き方に起こっていると言われます。世界的に、そして国内でも、価値観や生き方の多様化が進み、AI/IT技術の凄まじい発展で将来予測が不可能な時代に突入しています。
企業のビジョンやビジネス戦略を達成するために求められる人材像を描き、そんな人材を採用し育成する、、、理屈は間違っていませんが、本当にそんなことが可能なのでしょうか?リスキリング、ジョブ型雇用、人的資本経営、言われていることは間違いではないでしょう。ただ、何のためにやるのか、何を達成することが目的なのか、変化の時代だからこそ、あらゆるステージでパーパスの議論が重要になっています。目先の施策や方法論に一喜一憂しない、でも足元をちゃんと固める、そんな人事のあり方を一緒に議論したいと思います。 - プロフィール
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精密機器メーカーにてソフトウエアエンジニアとして勤務後、米国留学(MBA)を経て、組織人事コンサルタント&ファシリテータ/研修講師として約30年。内半分の15年をPwCジャパンに所属。PwCでは、組織人事コンサルティング部門を立上から100名強の部隊に拡大、リードパートナーとして、人事戦略・人事制度設計、M&A時の組織人事統合などのアドバイザリー業務を経験。2014年に独立してからは、組織開発を中心に日本企業の組織人事課題解決に従事する。
【開催日時】
2024年6月13日(木)14:00~15:30
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。