人的資本経営のガイド“人材版伊藤レポート2.0”にも『社員のウェルビーイング視点は重要』と書かれているように、今回のテーマである「ウェルビーイング」は、企業が人的資本経営を実践していく上での重要なキーワードです。
現在、各企業はウェルビーイングを念頭においた様々な取り組みを行なっていますが、ウェルビーイングの解釈や定義、イメージは各社あるいは各個人によって少しずつ異なるのではないでしょうか。
今回の人事戦略フォーラムは、とても奥行きと拡がりのある「ウェルビーイング」について、改めて理解を深めていただくためのプログラムです。皆様が人事に関わる業務に携わる上で、そしてご自身にとって、幸せを大切にした働き方とは何かを一緒に考える機会になればと考えています。
本フォーラムでは、研究者として、そして数多くの企業のウェルビーイング向上を支援されてきた前野マドカ氏の講演と、参加者同士の情報交換・意見交換を通じ、人事として、また個人としてウェルビーイングについての理解を深めていただきます。
人事部門の役員・部門長クラス、ウェルビーイングに関わる業務を担当する皆様、またウェルビーイングを自分事として考えたい方に是非参加していただきたいプログラムです。日本CHO協会の会員以外の方でも参加できますので、奮ってお申込ください(参加費無料)。
【プログラムのご紹介】
【PART1】 「ウェルビーイングとは?」
- EVOL株式会社 前野 マドカ 氏
【PART2】 参加者同士の情報交換・意見交換会①(グループ討議)
- テーマ:講演の感想や、各社での取り組み状況の共有
【PART3】「個人にとって幸せな働き方とは?」
- EVOL株式会社 前野 マドカ 氏
【PART4】参加者同士の情報交換・意見交換会②(グループ討議)
- テーマ:幸せな働き方を個人の視点で考える
【PART5】全体質疑応答
【登壇者のご紹介】
EVOL株式会社 代表取締役CEO 前野 マドカ 氏
- メッセージ
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近年、ウェルビーイング(幸せ、健康、心と体の良い状態)という言葉が広まってきています。今、なぜ、ウェルビーイングが多くの領域(個人、組織、ビジネス・教育・介護・等)で求められているのでしょうか。
今回のフォーラムでは、幸せな働き方、生き方のために、「ウェルビーイング」と「幸せの4つの因子」の基礎知識を学びます。例えば、幸せな人は生産性や創造性が高いこと、自己肯定感と幸せには強い相関があることなどです。幸せのメカニズムを理解し、日々意識して実践していくことは、自分のみならず周りの人々の幸せにもつながっています。このため、個人の幸せを整えることがまずは大事だということや、そのためには、自己認識、自分を知ることが一番の近道であることについて述べます。
「職場のチームのみんなにとってのウェルビーイングな働き方とは?それぞれの良さを生かしながら、チームとして結果を出していくためには?」これらの幸せのメカニズムを理解し、日々意識して実践していきましょう。人生100年時代と言われますが、この先もより良く幸せに働き、生きるためのエッセンスを、レクチャーとワークを通して学んでいただければ幸いです。
- プロフィール
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EVOL株式会社代表取締役CEO。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。IPPA(国際ポジティブ心理学協会)会員。サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て現職。
システムデザイン・マネジメント学、幸福学の研究者である前野隆司の妻。愛とWell-Beingにあふれた世界を創るための研究と実践を行なっている。
【開催日時】
2024年5月20日(月)14:00~16:00
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。