今回の人事戦略フォーラムは、味の素グループの人財戦略をご紹介します。
味の素グループは構造改革から再成長のステージに入り、事業ポートフォリオを新しく進化させています。その中で、無形資産としての人財を技術資産・顧客資産・組織資産とつなぐことで、イノベーションの共創をめざしています。そして経営者と従業員が数多くの対話の機会を持ち、対話→ギャップ(誤解の発見)→対話→相互理解→志・ビジョン・戦略等の浸透→エンゲージメントの向上→力強い実行というサイクルによって、当事者意識と組織の力を高めると同時に、事業や組織の壁を越えた連携を図っています。
こうした2030年へのロードマップを実現するための味の素グループの人財戦略について、執行役 ダイバーシティ・人財担当の栢原氏をお招きし、お話し頂きます。
CHRO・人事部門の役員・部門長クラスや人事企画・人材開発を担当する方々に是非聴いて頂きたいプログラムです。日本CHO協会の会員以外の方でも参加できますので、奮ってお申込ください(参加費無料)。
【登壇者のご紹介】
味の素株式会社 執行役 ダイバーシティ・人財担当 栢原 紫野 氏
- メッセージ
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味の素グループはASV*経営を掲げ、「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」を志(パーパス)とし、パーパスに共感する社内外の多様な個人が集い、未来に向けて価値を創出し続ける組織が、ASVを実現すると考えます。
そのためには、味の素グループのすべての従業員が働きがいを感じられるよう、個人と会社が共に成長し続け、未来に向けたイノベーション創出を可能とする人財戦略が極めて重要です。
先行きを見通しにくい不確実な時代にあって中期経営計画をやめ、2030年に向けた「ありたい姿」をロードマップとして策定しました。現在地とありたい姿のギャップに対し、スピードアップとスケールアップを意識しながら進んでいくために、人事部門も日々悩みながら前進し続ける必要があります。
今回のフォーラムでは人財戦略の4つの軸である「志」「多様性」「挑戦」「Well-being」に焦点を当て、当社の現状と課題等を共有させていただきます。ご参加企業の皆様との意見交換を通じ、人事戦略と経営戦略との同期化についてアドバイスをいただければ幸いです。
ASV*=Ajinomoto Group Creating Shared Value - プロフィール
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味の素(株)に入社し、営業として量販店を担当。その後、労働組合専従を経て、味の素冷凍食品(株)、味の素(株)人事部・九州事業所(生産部門)等で人事労務に従事。事業管理部門、広報部長、九州支社長を経て、2023年4月より現職。
味の素グループの人事戦略のほか、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進。
【開催日時】
2024年4月11日(木)14:00~15:00
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。