今回の人事戦略フォーラムはセガサミーグループの事例をもとに、「人的資本経営」と「グローバル人事戦略」を考察するプログラムとしました。
セガサミーグループは、2004年にゲームメーカーのセガと、遊技機メーカーのサミーが経営統合して誕生した、総合エンタテインメント企業グループです。現在は、両社が培ってきた『創造は生命×積極進取』の精神を価値観に据え、『感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~』というミッションのもと、「エンタテインメントコンテンツ」「遊技機」「リゾート」の3つの事業を中心に、幅広いフィールドでエンタテインメントを提供しています。
ユーザーのニーズが多様化し、さらに事業がグローバル化していく現状において、新しい製品・サービスを生み出し、新規のユーザーを獲得していくことはますます重要であり、そうした状況に対応するために同社では、多様な文化や価値観を知る『マルチカルチャー人財』の採用・育成や、女性がより活躍できる環境の構築、人財一人ひとりがスキルを磨くための教育投資、また、そうした多様な人財が活き活きと働ける職場環境整備に力を入れています。
人事部門の役員・部門長クラスや人事企画・人材開発を担当する方々に是非聴いて頂きたいプログラムです。日本CHO協会の会員以外の方でも参加できますので、奮ってお申込ください(参加費無料)。
【プログラムのご紹介】
【PART1】 「人的資本経営とグローバル人事戦略 ~成長戦略を担う“人的資本”のストーリーをどう描くか」
- 株式会社プロゴス 安藤 益代 氏
【PART2】 「セガサミーグループのグローバル展開とマルチカルチャー人財戦略」
- セガサミーホールディングス株式会社 髙橋 哲也 氏
【PART3】 対談「グローバル人事戦略を実現するためには・・・」
- セガサミーホールディングス株式会社 髙橋 哲也 氏
株式会社プロゴス 安藤 益代 氏
【登壇者のご紹介】
セガサミーホールディングス株式会社 人財開発部 部長(兼)キャリアセンター長 髙橋 哲也 氏
- メッセージ
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当社はグローバルなゲームコンテンツ市場の成長を見越して、2030年のグループ海外売上高比率50%以上という目標を掲げています。そしてこの目標を達成するために必要な人的資本の整備として「マルチカルチャー人財」という人財像を定め、その要件と必要人数を割り出し、計画的な育成に着手しています。
またこれは、当社のミッションに基づき、多様でカラフルな社会をつくるために、多様でカラフルな人財を確保・育成するという取り組みでもあります。そして、日本のオフィスで働く社員も多様性を高めるべきという考えのもと、全社施策として学びの文化の構築を目指しています。本フォーラムではその取り組みをご紹介します。 - プロフィール
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1992年(株)セガ・エンタープライゼス(現セガ)入社。メディア本部、広報部を経て、2010年より人事領域に異動。同社コーポレート本部人事部副部長を経て、2021年セガサミーホールディングスに転籍。
グループの人事全般に携わる中で、グローバル戦略を推進すべく、マルチカルチャー人財の育成に取り組んでいる。
株式会社プロゴス 取締役会長 安藤 益代 氏
- メッセージ
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国内市場が縮小する中、グローバルな成長戦略を掲げる企業は増加の一歩をたどっています。その一方で、生成AIの活用やリモートワークの定着などにより、グローバルな業務そのものが、この数年で激変しました。
こうした変化の中で、人事部門には成果創出に必要な社員の量と質(スキル)をアップデートし、的確な育成・採用政策を通して成長戦略を実現する、人的資本を充実させることが期待されています。本フォーラムでは、いち早くこれに取り組まれているセガサミーホールディングス様の事例ならびに最新のグローバル・ビジネススキルの定量化をご紹介しながら、変革の旗振り役となる人事部門の役割について、皆様と共に考えていきたいと思います。
- プロフィール
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野村総合研究所、ドイツ系製薬会社を経て渡米。2つの大学院と企業勤務を経て帰国後、グローバル人材育成・英語コミュニケーション力育成事業に25年以上従事。国際ビジネスコミュニケーション協会、EdTech企業の執行役員を経て、2020年より(株)レアジョブ法人事業に参画。2022年より同グループの(株)プロゴスにて現職に就き、フィリピン子会社CEOを兼務。ISO30414リードコンサルタント・アセッサー。
【開催日時】
2024年3月15日(金) 14:00~15:30
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。