従来の延長戦では企業が競争に打ち勝ち、生き残ることが難しくなった現在、多くの企業が既存事業の再構築や新規事業の創出に挑戦しています。
本年3月に当協会の会員の皆様にお願いした『人材開発/人材育成に関するアンケート』での「今後、人材育成に関する予算を強化したいテーマは？」という問いに対し、「DXやAI等のデジタル人材の育成」に次いで多かったのが「新規事業創出等のイノベーション人材の育成」です。デジタル人材もある意味ではイノベーション人材ですので、今や人材育成上の最大課題がこのイノベーション人材（変革人材）の発掘と育成だと言っても過言ではありません。
今回のフォーラムはこの「変革人材の発掘と育成」について、小グループでの情報交換も挟みながら、アルファドライブの平尾譲二氏と一緒に考えてみたいと思います。
人事部門を担当する役員から部課長層の皆様、そして人材開発や人事企画の責任者クラスの皆様に是非お薦めしたいプログラムですので、奮ってご参加ください（参加費無料）。
【プログラムのご紹介】
【PART1】 隠れ変革人材の育て方
【PART2】 小グループでの情報交換
【PART3】 事業創出型人事の仕事とは？
【登壇者のご紹介】
株式会社アルファドライブ 取締役 コーポレートトランスフォーメーション事業部 事業部長
株式会社ニューズピックス NewsPicks Enterprise 事業責任者 平尾 譲二 氏
- メッセージ
-
激しく変化する競争環境。新しいプロジェクト、新規事業、既存事業のトランスフォーメーション、多種多様で目まぐるしい動きに、社内の皆さんはついていけているでしょうか。先の見えない未来に向け、自社の人材をどう導けば良いのか、どうすれば未来の競争環境に打ち勝ち、売上を生む人的資本が構築できるのか、そんな輪郭のはっきりしない、正解のない、大きなテーマをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本フォーラムでは、VUCA時代の競争戦略の鍵を握る「変革人材」にスポットを当てます。
「変革人材なんて社内にいるのか？」
「そもそも育てられるのか？」
前半は、社内に必ずいる「隠れ変革人材」をいかにして発掘するか、どう育てると良いのかについて考えていきます。そして皆様との情報交換を挟んで、後半は人事の役割を考えます。今回は「事業創出型人事」がやるべき役割は？どんな仕事をしていくと良いのかについて具体的に迫ってみたいと思います。（株）リクルートの事業創出制度「NewRING」。ベンチャー時代から30年以上続くこの制度を、大企業になった今に合わせて最適化させたメンバーが（株）アルファドライブを設立。「人」「文化」「事業」を顧客の大企業内で創り続けています。私たちアルファドライブは、変革人材育成こそ、守りではなく、攻めのリスキリング戦略の柱だと考えます。企業の人的資本価値を高め、事業の競争力、売上へ貢献していける人材を、人事が主役となって準備していく。そんなことを一緒に考えていきましょう。
- プロフィール
-
（株）リクルートにて2011年に社内新規事業制度「NewRING（現Ring）」でグランプリを受賞後、一貫して新規事業開発に携わる。新規事業開発プログラム「Recruit Ventures」を立ち上げ、事務局長（兼）インキュベーションマネジャーとして、風土醸成・案件募集から事業育成・人材育成までを統括。約2000のエントリープロジェクト、約60チームの事業検証に携わり、事業開発と事業開発人材としてのスキルアップの両面を支援。
一貫して新しい価値の創造、特に再現性の高い仕組みづくりに取り組んだ経験をベースとして、2018年8月（株）アルファドライブ取締役に就任。企業内に一人でも多くの変革人材を生み出し、活躍させる仕組みづくりと実装に従事する。
【開催日時】
2021年12月21日（火） 14:00～16:00
【参加にあたってのお願い】
本フォーラムは、新型コロナウィルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。