まさにVUCAワールド(Volatility=変動性/Uncertainty=不確実性/Complexity=複雑性/Ambiguity=曖昧性)に突入した現在、多くの企業において従来の考え方や成功体験を前提としたビジネスモデルは通用しなくなり、場合によっては邪魔になってきました。
人事部門の最も重要な役割は、経営戦略や事業戦略実現のパートナーとなることです。今、その役割を実践するためのHRBP(HRビジネスパートナー)という機能が注目されています。
それでは、HRBPがビジネスに直接貢献する戦略人事の機能を果たすには、従来の発想とやり方に固執せず、具体的にどのような活動を行なったら良いのでしょうか。
今回のフォーラムは、ファシリテーターとしてインヴィニオの土井代表をお招きし、本テーマをワークショップスタイルにて参加者全員で考え、明日からの行動改革のヒントを見つけたいと考えています。
既にHRBPとして活躍されている方、自社でHRBPの導入を検討している方、HRBPに関心の高い方々に是非参加して頂きたいプログラムです。奮ってご参加ください。
【登壇者のご紹介】
株式会社インヴィニオ 代表取締役/組織能力開発コンサルタント 土井 哲 氏
- メッセージ
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米国企業の人事部門には当たり前のようにあって、日本企業の人事部門ではまだ確立されていないことが多いのがHRBPの機能です。
HRBP(=Human Resource Business Partner)は文字どおり、経営者や事業リーダーのパートナーとなって、経営課題や事業課題について組織や人材の面から解決を図る機能であり、戦略実現を支える重要な機能として、近年急速に注目を浴びるようになりました。しかしながら、実際にHRBPを導入した企業にヒヤリングを行なってみると、
「導入はしたものの、事業部門の御用聞きで終わっている」
「何から手を付けるのか、人事部門内でも合意が取れていない」
「経営や事業部門側からのHRBPに対する認知度が低く、頼りにされる存在になれていない」
などの声を伺います。本フォーラムでは、米国企業における典型的なHRBPの役割や機能、HRBP育成プログラムなどを冒頭ご紹介した上で、日本企業において経営や事業部門から“パートナー”として頼られる存在となるための
1)HRBPの機能・役割
2)HRBPが日々行うべき活動
3)HRBPに求められる資質・能力
などについて、グループワークやグループディスカションを通じて考察を深めていきます。
HRBPの設置を検討している方、既にHRBPを設置したもののどのような活動をしていくかを模索中の方、自らがHRBPとしてのキャリアを積もうとしている方、是非ご参加ください。 - プロフィール
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1984年東京大学、1989年MITスローン経営大学院卒業。東京銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、97年7月(株)プロアクティア(現インヴィニオ)を設立。20年以上に亙り、人材開発と組織開発に従事。
2019年米国企業と提携し、HRBP育成プログラムを日本に紹介する一方、HRBP不在の企業のバーチャルHRBPとして戦略遂行上の課題を可視化し、解決策を提言するとともに、実行を支援している。
【開催日時】
2021年 3月11日(木) 14:00~16:30 *途中休憩あり
【参加にあたってのお願い】
本セミナーは、新型コロナウィルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。