2020年ほど、私達が自身の健康について考えた年はなかったのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染予防策として急速に拡大した時差出勤やリモートワーク等、これまでなかなか進まなかった企業も否応なしに働き方改革を加速してきました。
その一方で、急激な環境変化、長引く感染への不安、在宅勤務による運動不足やコミュニケーション不足、On/Offの切り替えのむずかしさ等から来る、心身の健康への悪影響も懸念されるようになりました。
せっかく進んできた働き方改革を逆戻りさせないためにも、リモートワーク下の社員の健康をいかにサポートするかは、企業にとって早急の課題であり、出来ることからまず始めることが大切です。
本フォーラムでは、体と心の健康に大きく影響を与える「睡眠」の改善を切り口にした知見により、多くの企業の健康経営を支援してきたニューロスペース代表の小林孝徳氏とともに、新時代の健康管理のあり方について考えてみたいと思います。
【プログラム】
《PART1》 「ウェルネスカルチャーを上手く醸成している健康経営推進企業の共通点」 パソナ 佐川 泰徳
《PART2》 「リモートワーク時代の睡眠改善による健康で生産的な組織のつくり方」 ニューロスペース 小林 孝徳 氏
《PART3》 質疑応答
【登壇者のご紹介】
株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林 孝徳 氏
- メッセージ
-
リモートワークが活用される昨今、働き方が大きく変化しています。
今後もこの状況は続く可能性が高く、企業も社員も新しい働き方による様々な課題に対処しなければなりません。
オフィスワークからリモートワークへの転換により、社員が知らないうちにメンタル面で問題を抱えてしまったり、長時間労働をしていたりするケースが発生しており、企業は見えにくくなっている社員の健康状態を把握し、未然に対処していくことが求められます。
こうしたメンタルヘルスの問題を未然に防ぐ1つの切り口が睡眠です。睡眠は個人の集中度やパフォーマンスにも密接に関わっています。
リモートワークにより通勤時間が削減されたことで、実は睡眠改善に繋がる生活習慣は見直ししやすくなっているのです。
新しい働き方における健康管理(=守り)と生産性向上(=攻め)の両面に、企業はどのように取り組めば良いのか、本講演ではこんなテーマにお悩みの皆様に、睡眠を切り口にした具体的な方策を、お伝えしたいと考えています。 - プロフィール
-
自身の睡眠障害の経験をきっかけに、この社会問題を解決すべく、2013年に(株)ニューロスペースを設立。
企業向け睡眠改善プログラムで健康経営や働き方改革を推進し、のべ1万人以上のビジネスパーソンの睡眠改善をサポートしている。
- プロフィール
-
2010年(株)パソナに入社。2016年パソナにて健康経営事業の立ち上げに関与し、健康管理から健康増進まで、各社の健康経営をワンストップで支援。2019年より現職。
2020年(株)ベネフィット・ワンにてDXプラットフォーム推進部を立ち上げ、人事部門のDXを推進する「ベネワン・プラットフォーム」を2020年6月にリリース。
株式会社パソナ メディカル健康経営本部 副本部長
(兼)株式会社ベネフィット・ワン DX推進開発部 担当部長 佐川 泰徳
【開催日時】
2020年 10月22日(木) 14:00~16:00 ※途中休憩あり
【参加にあたってのお願い】
本セミナーは、新型コロナウィルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。