『メンタルタフネス』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。『メンタルタフネス』とは、困難が降りかかった時に、悪い感情に振り回されるのではなく、解決に向けた行動を起こせることです。ストレスに直面すると、人は自分なりに解決策を考えて実行に移しますが、その際どのような方法でストレスに向き合うかは人それぞれ異なります。ビジネスを取り巻く環境の変化に伴い、働き方も多様化しています。働き方の変化はストレスに繋がり、メンタルヘルス悪化の懸念が指摘されています。社会が複雑化し、ストレスを感じる機会が増えている現在、企業はストレスに強く、自律的に仕事が出来る人材を求めています。
当協会が本年４月に実施した「健康経営・健康管理に関する会員アンケート」では、各企業が重視している施策・現状の課題ともに、メンタルヘルスケア対策が最上位となっていました。
⇒ 「健康経営や健康管理・健康増進」に関するアンケート結果はこちら
今回の人事実践セミナーは、健康経営やウェルビーイング経営、そして人的資本経営の観点からも今後ますます重要になってくる社員エンゲージメントとメンタルヘルスの相関関係も含め、ストレスに強くエンゲージメントの高い人材が育つ環境をいかにして創り上げるかについて、数多くの企業をご支援されてきた（株）アドバンテッジリスクマネジメントの鳥越社長をお招きし、様々な切り口からお話していただきます。
人事・人材開発・健康管理部門の責任者クラスの方や、部下やメンバーと共に働く管理職の方々にお薦めしたいセミナーです。当協会の会員以外の方も参加できる無料公開セミナーとしましたので、奮ってご参加ください。
【登壇者のご紹介】
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 代表取締役社長 鳥越 慎二 氏
- メッセージ
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昨今「人的資本経営」が注目され、企業には健康経営やウェルビーイングの観点を包含する、人的投資の本質的価値を捉えた、より高度な戦略構築が求められています。
当社が提供するストレスチェック・エンゲージメントサーベイの受検者データによると、高ストレス者割合の悪化傾向が継続、かつ高エンゲージメント者割合も悪化に転じており、仕事の負担感や人間関係、プライベートにおけるストレス要因が増大している傾向が見られました。人材の価値を最大限に引き出す人材戦略が旗揚げされた象徴的な一年、働く人々は本当に“ウェルビーイング ”でしょうか。
日本CHO協会の会員企業の皆様が重視する従業員の「メンタルヘルス」と「エンゲージメント」。労働人口が減少の一途を辿る今、従業員の生産性を高め、優秀な人材を確保するために、メンタルヘルス問題への対処はもちろん、一人ひとりのエンゲージメントを高め、パフォーマンスを発揮できる環境を整えることが重要です。その成功のカギは本当の課題が何であるかを「見える化」すること、そして従業員自身が「変わろう」とする意識を持って行動する環境を整えること。
何が問題かわからずに、取り組みが総花的になっていませんか？自分たちばかりが一生懸命で「成果が出ない」と悩んでいませんか？ストレスに強くエンゲージメントの高い人材を育てるために企業は何をすべきなのか、施策の効果を高めるポイントとともにお伝えします。 - プロフィール
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東京大学経済学部経済学科卒業。ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院修了。MBA取得。米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーにてコンサルティング業務に従事。1994年アドバンテッジパートナーズのパートナーに就任。翌年、アドバンテッジインシュアランスサービスを設立し、同社代表取締役社長に就任。1999年同社をアドバンテッジリスクマネジメントとし、現在に至る。
【開催日時】
2023年9月27日（水） 14:00～16:00 ＊途中休憩あり
【参加にあたってのお願い】
本セミナーは、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上で、ご参加ください。