2022年の1年間、当協会では「ミドル・シニアのキャリア自律」を重点テーマに、様々な勉強会を開催してきましたが、毎回たいへん多くの方々に参加して頂き、また各回の終了後アンケートや反響からも、本テーマに対する皆様の熱心さや問題意識の高さ、そして課題感の強さをひしひしと感じることが出来ました。
そこで2023年第1回目の人事実践セミナーでは、部下やメンバーのキャリア自律を支援する上での管理職の役割やその重要性を取り上げます。時代環境の激変により、個人と企業や組織の関係/繋がり方も変わりつつある中で、「様々な役割が求められるようになり、従来のマネジメント手法やリーダーシップスタイルが通用しなくなってきた」とお悩みの多くの管理職に対し、人事/人材開発部門は、どのような武器(知識・ノウハウ・ツール等)を用意し勇気を与えたら良いのかを、エンゲージメントとキャリア自律の両側面から、皆様と共に考えてみたいと思います。
・管理職自身が、これからのキャリア観を理解・納得し、意識や行動を転換してもらいたいのだが・・・
・自らのキャリアを真剣に考える機会がなかった管理職に、部下・メンバーのキャリア支援を促しても・・・
・エンゲージメントの向上やキャリア支援ができるタイプの管理職を増やしたいのだが・・・
・若手社員の就労観や外部環境の変化に合わせた、柔軟なマネジメントを行なう方法が知りたいのだが・・・
・キャリア教育の必要性は感じているが、離職につながるのではないかと、不安があるが・・・
こうしたお悩みや課題感をお持ちの人事・人材開発部門の責任者クラスの方や、実際に部下やメンバーのキャリア支援についてお悩みの管理職の方々に是非お薦めしたいセミナーです。当協会の会員以外の方も参加できる無料公開セミナーとしましたので、奮ってご参加ください。
*尚、本セミナーはHRカンファレンス2022春にて「満足度上位講演」に選出された内容をベースに、当協会会員向けにカスタマイズして頂くカリキュラムとなります。
【登壇者のご紹介】
株式会社NEWONE 取締役 葛西 健一郎 氏
- メッセージ
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組織を取り巻く環境は大きく変化し、経団連の資料には「就労感の変化」に対応すべく、高いエンゲージメントを有する企業と、自社のみならず優れた能力を持つ働き手が、互いに選び合う必要があると記載されています。
これらの外部環境の変化に対応する上で、「組織と人」の関係性が注目され、改めて「エンゲージメント」と「キャリア自律」が注目されています。
当社にも、
「環境に合わせた研修設計をすべきなのはわかるが、管理職にどのような内容を伝えていくべきか、明確化できていない」
「固定概念が強い現任の管理職に対して、どのような変化を求めればいいのかわからない」
等のご相談が、多数寄せられています。
今回のセミナーでは、こうした課題について、キャリア支援をする管理職の必要性に触れながら、既に何らかの手を打たれている企業様の事例をご紹介しながら、その解決の糸口を発見していただこうと考えています。
また、マネジメント経験のない新任管理職のみならず、既任の管理職の方々に対して、どのようなステップで変化を促したら良いのかについても触れていきます。 - プロフィール
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大学卒業後、大手印刷広告会社へ入社し最年少で昇格。2008年(株)シェイクに転職し、営業統括部長に就任後、3年連続目標達成へ導き、その後管理部門長を歴任したのち、2018年(株)NEWONE取締役に就任。
営業統括およびファシリテーターチームの責任者も兼任。自身も大手専門商社、大手メーカー各社など、業種業界を問わず多数の企業への支援実績があり、内定者から経営層まで幅広い対象層に対し研修やワークショップを行なっている。
【開催日時】
2023年1月26日(木) 14:00~16:00
【参加にあたってのお願い】
本セミナーは、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上で、ご参加ください。