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人事実践セミナー

採用・教育・評価・労務管理・福利厚生等、人事の実務的・実践的な課題解決にフォーカスした勉強会です。

人的資本経営の実現に向けたインパクトパスの構築と人事データ活用~日本企業の事例を通じた事業戦略/人事戦略の連動とピープルアナリティクス活用のあり方~ 人的資本経営の実現に向けたインパクトパスの構築と人事データ活用~日本企業の事例を通じた事業戦略/人事戦略の連動とピープルアナリティクス活用のあり方~

人的資本経営への関心が高まりつつある中、コーポレートガバナンスコードの改訂、ISO30414、人材版伊藤レポートの公表等、人的資本経営という変革への道筋を後押しするような様々な動きがあり、多くの企業が人的資本経営の実現と人的資本情報の開示に向けて真剣に取り組むようになってきました。

今回の人事実践セミナーは『人的資本経営』『人的資本情報の開示』『ピープルアナリティクスの活用』をキーワードにした勉強会としました。講師にお招きするPwCコンサルティングの北崎茂氏には昨年5月に『ニューノーマルへの適応に向けた「ピープルアナリティクス」の活用と最新動向 ~データドリブンHRの実現に向けて人事がいま準備すべきこと~』と題した、云わばピープルアナリティクスの入門講座にて講演をお願いしましたが、あれからわずか1年強の間に、人的資本経営への潮流が確実に生まれてきました。

今回のセミナーでは、上記3つのキーワードに関する最新動向を含め、北崎氏にお話いただきます。人事・人材開発部門の責任者クラスの方にお薦めしたいセミナーです。また当協会の会員以外の方も参加できる無料公開セミナーとしましたので、皆さま奮ってご参加ください。

【登壇者のご紹介】

PwCコンサルティング合同会社 上席執行役員 パートナー
People Transformation日本代表 北崎 茂 氏

メッセージ

投資家が、財務情報だけではなく、「人」の観点で企業を評価するトレンドは、欧米を中心に世界的に拡がりを見せており、人的資本経営や人的資本開示の重要性が急速に高まっています。
PwCがグローバル大手企業約300社を対象に行った調査では、人的資本に関する主要指標等の開示割合は、2013年から2021年にかけて開示増加率が平均して2倍以上となっています。特に「社員1人当りの育成コスト」は、増加率が2013年~2021年の8年間で4倍となっており、多くの企業が、人材育成をはじめとする人的資本に関する取り組みを強化するトレンドが生まれてきていることが明らかになっています。
一方で、日本国内で行われている人的資本に関わる取り組みを見ると、「事業戦略と人事戦略との連動」「ステークホルダーに対して開示すべき情報の見極め」「開示に必要とされるグループワイドでの人的資本データの取得」など、様々な課題を抱えられている企業が未だ多く存在しています。
本セミナーでは、日本企業において、こうした課題を解決するためのインパクトパス(事業戦略と人事戦略との連動や、非財務と財務指標の連動化のフレームワーク)、さらにはそれに必要とされる人的資本データマネジメントの考え方について、日本企業での具体的な事例に基づきながら解説させていただきます。

プロフィール

人事コンサルティング領域に関して約25年の経験を持ち、現在はPwCにおいて、組織人事コンサルティングの日本代表を務める。専門領域は組織設計、人事戦略策定、人事制度設計、人事プロセス/システム設計等など多岐に渡り、200以上のプロジェクト実績を含め、広範な経験を有する。また、人的資本開示、ピープルアナリティクスの領域において、国内の第一人者として日系から外資系に至るまで、様々なプロジェクト・講演・寄稿の実績を有する。
一般社団法人People Analytics & HR Technology協会理事。HR総研客員研究員。Saratoga HR Analyst (Certified in Singapore)。

【開催日時】

2022年11月9日(水) 14:00~15:30

【参加にあたってのお願い】

本セミナーは、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。