経営戦略としてのダイバーシティが、広く浸透しつつあります。そして、多様な人材の能力や特性を最大限に活かす「ダイバーシティ経営」のための制度や施策は広く普及し、多くの企業が各社各様の方針とステップにて、何かしらの取り組みを始めています。
経済産業省では、平成24年度（2012年度）から、ダイバーシティ経営に取り組む企業のすそ野拡大を目的に、多様な人材の能力を活かし、価値創造につなげている企業を表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」「新・ダイバーシティ経営企業100選」及び「100 選プライム」により、最終年度である令和2年度（2020年度）までに数多くの企業を表彰してきました。
今回ご紹介するBIPROGY（株）は、この表彰の最終年度となった令和2年度（2020年度）に「100選プライム」に選定され、その後も継続的にダイバーシティ＆インクルージョンを推進し実践している企業です。
同社ダイバーシティ推進室長である太田志保氏をお招きし、現在に至る取り組みと今後の展望をお話して頂きます。
ダイバーシティ＆インクルージョンに関心のある方であれば、日本CHO協会の会員以外でも参加可能な公開プログラムです。奮ってご参加ください（参加費無料）。
【登壇者のご紹介】
BIPROGY株式会社 人事部 ダイバーシティ推進室長 太田 志保 氏
- メッセージ
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当社は2021年度より「先見性と洞察力でテクノロジーの持つ可能性を引き出し、持続可能な社会を創出します」というPurposeを掲げ、社会的価値創出企業への変革を進めています。
持続可能な社会実現に貢献し続けていくには、イノベーションが起こりやすい風土の醸成が必要であり、そのためにはひとり一人が「個」の多様性を高め、自らの個性を発揮し、互いを尊重し合うダイバーシティ＆インクルージョンが不可欠との考えから、現在さまざまな施策に取り組んでいます。
2013年度よりダイバーシティ推進のための専任組織を立ち上げ、女性管理職比率の向上、ライフイベントと仕事の両立支援、働き方改革などを中心に継続的に取り組み、昨今ではLGBTQ・障害者・外国籍人財の支援や、現場部門によるD&I推進など、その施策を拡大し、2020年度には「100選プライム」、2021年度には「なでしこ銘柄」に選定されました。
当社のD&I推進は道半ばではありますが、これまでの取り組み内容やその成果をご紹介しますので、皆さまの参考になれば幸いです。 - プロフィール
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大学卒業後、日本ユニシス（株）（現BIPROGY）に入社。教育部門のシステム開発やeラーニングコンテンツ開発などに携わった後、海外留学を経て、2006年から人材育成に携わり、新人研修運営やOJT支援制度の立ち上げなどに従事。2人の出産・育児を経て、2019年度よりダイバーシティ推進室に異動。
2022年4月よりダイバーシティ推進室長に就任（現職）。国家資格キャリアコンサルタント。
【開催日時】
2022年9月27日（火） 14:00～15:00
【参加にあたってのお願い】
本研究会は、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインセミナーです。ネットワーク環境を整えた上で、ご参加ください。